新年のごあいさつ
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2020年は大変な年でした。
コロナにより3月の突然の休校、その後の緊急事態宣言で外出自粛生活が始まりました。
ピアノのレッスンはどうしようか悩みましたが、せっかく学校も休みで時間があるのだから、ぜひレッスンを続けて練習し続けてほしいという思いから、レッスンをオンラインに切り替えました。
オンラインレッスンをお願いするのも、もし断られたらどうしよう、と勇気がいりましたが、ほとんどの方が承諾してくださいました。
保護者の皆様にはご協力いただき、本当に感謝しています。
慣れないオンラインレッスンでしたが、温かい目で見ていただき、本当に救われました。
そして、レッスンをお休みにしないで続けて良かったと思いました。
6月からは徐々に対面レッスンを始めましたが、生徒さんの体調が芳しくない時などは、オンラインに切り替えたりしていました。
7月に初めてのオンラインコンサートをしたのですが、どの生徒さんも上達していてオンラインでも上達できることを実感しました。
学校でも今後オンライン化が進められるようですので、体験できて良かったのかなとも思いました。
その後、10月、12月とオンラインコンサートを配信して、喜んでいただけたようで、苦労して編集して良かったと思いました。
編集も少しずつ慣れてきて、新しい機能を試してみたりして、楽しんでいいます。
そうはいってもやはり音楽は生で聴くのが一番です。
来年は発表会もホールで開催したいなと思っています。
2021年は教室を始めて20年になります。
今まで音楽の勉強はたくさんしてきましたが、昨年オンラインレッスンをきっかけに、ビジネスの勉強も積極的にするようになりました。
そして、より良い教室になるよう教室運営について考えなおしています。
今年はもう少し生徒さんを集めて、活気のある教室にしたいです。
そのために、広報活動として生徒の皆様にブログやSNSへの動画の投稿をお願いしています。
そして、余裕を持ったレッスンができるよう、年間のレッスン回数を40回から36回に変更させていただくことにいたしました。
この仕事は、レッスンの時間で終わりではなく、準備や練習、指導案作り、事務作業など、レッスン時間以外にもたくさんの時間を費やしています。
特に、レッスンの準備、指導案作り、指導方針の見直しなどに今後は時間をかけていきたいと思っています。
昨年は音楽が脳に与える影響についてのセミナー「育脳ピアノレッスンの教科書」を受講して、ブログを書いてきました。
このセミナーで、今までなんとなく思っていた、ピアノを習うと脳に良いということが科学的に証明されてきたことを知り、嬉しく思いました。
そして、今後どうレッスンしたら無駄なく、その生徒さんの能力を引き出してあげられるかを、このセミナーで知ったことを活用して、考えています。
「育脳ピアノレッスンの教科書」のブログはこちらからどうぞ
経営面での改革の二つ目は月謝についてです。
12月より新規入会の生徒さんは月謝も少し値上げさせていただいています。
会社員だと勤続年数によって、お給料が上がっていきますが(最近は必ずしもそうではなかったりしますが)、ピアノ教室は自営業なので、基本的にはこちらから月謝の値上げをお願いすることによってでしか、収入を上げることはできません。
今まで勉強にかけてきたお金と時間と経験を考えて、ベースアップと時間単価を決めて月謝を改定させていただくことにいたしました。
30分レッスンを基本に、45分はその1.5倍60分は2倍という料金設定になります。
現在在籍の生徒さんは、今までの感謝の気持ちをこめて、来年の3月までは据え置きといたします。
今後は効率の良いレッスンを目指していく所存ですので、よろしくお願いいたします。
まだ、コロナの収束は先になりそうですが、やはり音楽は生きていくうえでなくてはならないものだと実感した一年でした。
今までで一番悲しかったことは、3年前に父が亡くなったことでしたが、この時も音楽やレッスンで気が紛れて、乗り越えることができました。
今年も音楽によって救われました。
自粛生活で今までより音楽を聴く時間がたくさんとれました。
コロナに負けるな!
皆で乗り越えていきたいと思います。
皆様にとって良い一年でありますように。
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