導入期のレッスン(1)
ピアノは導入期のレッスンがとても大切です。
最初に悪い癖をつけてしまうと、直すのに大変です。
当教室では、最初から音楽的にピアノが弾けるよう、
導入期のレッスンでは
音楽を聴きわけられる耳を育てること
リズムのトレーニング
読譜のトレーニング
ピアノを弾く指を作るトレーニング
をしっかり行ってからピアノを弾くようにレッスンしています。
今日は、入会して1か月の小学校1年生のYちゃんの導入期のレッスン動画をご紹介します。
動画では、最初に「耳を開く聴き取り術」のテキストより、
Cmのコードを聴きます。
次に、拍子感を養う練習で、2拍子と3拍子の練習をしています。
3拍子は苦手な生徒さんが多いですが、Yちゃんは通っていた保育園で月2回のリトミックのレッスンを受けていたそうで、とてもリズム感がよく、今日初めてやってみたのですが、すぐにできていて、素晴らしいです。
幼児期の音楽体験はとても重要で、特に音感やリズム感に関しては、幼児期にトレーニングしたかどうかで、その後の音楽的な能力にとても大きく影響します。
その次に、指を動かすトレーニングをしています。
当教室では、指を動かすトレーニングをする際に、紙粘土で手の形を作ってそれに手をのせて行うようにしています。
このようにすることによって、最初から良い手の形でトレーニングすることができます。
使っているテキストは、「プレピアノランド2」の「ゆびのダンス」です。
幼児の場合は最初は指を1本ずつ上げるだけで精一杯ですが、
Yちゃんは手先も器用ですぐに、続けて指を動かすことができています。
0コメント