音楽が脳を育てる!(19)クラシックを聴くと10の驚く効果がある〜うつ病抑止・幸せを感じる
クラシックを聴くと10の驚く効果がある
ということで、クラシックを聴くといいことがいっぱいある!
を紹介させていただいています。
前回は、ストレスが減る・痛みを和らげるについてでしたが、
今日は、うつ病抑止・幸せを感じるについてです。
◆うつ病と闘う
気持ちがひどく落ち込んでしまった時、ドーナツに手を出す代わりに、
クラシック音楽を選びましょう。
クラシック音楽がうつ病と憂鬱を和らげるのに役立つことが
いくつかの研究で証明されています。
実際、メキシコの研究では、クラシック音楽を聴くことで
うつ病の症状を緩和できることがわかりました。
うつ病に対する音楽療法の効果(心理療法と比較して)(こちらから引用)
25歳から60歳の79人のうつ病患者を2つのグループにランダムに分け、
第1グループには音楽療法としてクラシック音楽とバロック音楽を聞いてもらう、
第2グループには行動療法に基づく心理療法を受けてもらいました。
音楽療法のグループには毎日50分音楽を聞いてもらい、それを8週間続けてもらいました。
その結果、音楽療法グループは心理療法グループよりも鬱症状が少なく、
フリードマン・テストで統計的に有意(2つのグループの数値に大差がある)と証明されました。
低および中程度のうつ病の患者は、音楽を使用して心理的サポートの効果を
高めることができることが証明できたのです。
◆幸せにします
今、良い気分ではなく、そこから抜け出したいですか?クラシック音楽を聴くと、
ドーパミン分泌が増加し、脳の報酬系が活性化されます。
実際、2013年の調査では、音楽は人々をより良い気分にさせるのに役立つことがわかりました。
人が感じている音楽を聞く事の心理的効果(こちらから引用)
結果
調査の結果、音楽を聞いている人達が感じている音楽の効果と恩恵については、
大きく分けて3つに分類できる。
第一の音楽の効果・恩恵として人々が感じているのは、自分が一人で音楽を聴く時の恩恵です。
自己への洞察を助ける(たとえば、音楽は自分のことを考えるのに役立ちます)、
感情や感傷的な気持ちを助ける(たとえば、音楽は感情を伝える)、
没頭できる(たとえば、音楽を聞くと外の世界のことを忘れさ瀬てくれる)、
現実逃避できる(例えば、音楽は現実を忘れさせる)、
対処(例えば、音楽を聞くことで目の前の問題をうまく対処できると信じられる)、
慰め(例えば、音楽は私が悲しいときに慰めを与える)、
と意味づけ(例えば、音楽は私の人生に意味があると思わせてくれる)、
このように音楽は、自己認識を助け、人々が自分が誰なのか、どうなりたいか、
そして自分の道を切り開くにはどうしたら良いか、などを考えるのに役立ちます。
2番目の音楽の効果・恩恵として人々が感じているのは、社会的絆と帰属感を
保つのに役立つということでした。
音楽は自分が特定の社会集団に属していることを感じるのに役立ちます。
音楽は友人とのつながりを感じさせ、他の人の考え方を教えてくれます。
人々は音楽を通して友達に親しみを感じ、自分のアイデンティティを見出し
価値観を他人の共有し、自分の社会環境に関する情報を収集することができます。
3番目の音楽の効果・恩恵として人々が感じているのは、バックグラウンド・エンターテインメントとして、および気分転換を助けてくれるということです。
(たとえば、音楽は素晴らしい娯楽であり、気晴らしになります。)
および心理的に前向きになり、ポジティブになれます
(例えば、音楽は私を元気にすることができます。
音楽は私をリラックスさせてくれます。
音楽は私をより注意深くします。)
Your brain on music | Alan Harvey | TEDxPerth
こちらの動画でも、音楽はモチベーションに影響することが語られています。
12:10より
ぜひ、気分が落ち込んだらクラシックを!
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