正しくほめるには?
最近の教育では、ほめて伸ばそうというのが定番になっていますが、
ほめ方にも良いほめ方、悪いほめ方があるようです。
スタンフォード大学の校長 星 友啓 さんの著書 「スタンフォードが中高生に教えていること」で、最先端の科学から子どもの能力を引き出す秘訣を読みました。
ここに書かれている実験では、小学生を2つのグループに分けてパズルをやらせて、
Aグループではできた数をほめ、賢いねと声をかけます。
Bグループでは頑張ったね、よく考えたね、と努力したことをほめます。
その結果、次にさらに難しいパズルをやらせた時にAグループでは自信を失い、やる気が無くなったのに対し、Bグループでは前よりできなかったけれど、自信は失わず、もっと頑張ろうと、かえってやる気につながったそうです。
ピアノも発表会やコンクールに出た時には保護者さまにはいつもお話しするのですが、間違えずに弾くことよりも、今までの努力をほめてくださいとお伝えしているのですが、それが科学的にも根拠があったとわかり、嬉しく思いました。
この本、保護者の皆様、教育者におすすめです。
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